そこで、スムースタイプ(表面がつるつる)の場合は、インプラントがバストの中でよく動いてカプセル拘縮が起こらないように、マッサージを行います。
はじめは痛みもあって大変ですが、マッサージを行なうことで仕上がりが良くなるのであれば、頑張るしかありません。
テキスチャードタイプ(表面がざらざら)の場合は、カプセルは同じように形成されますが、表面がざらざらしているので、カプセルがまとわりついてもスムースタイプとは違って締め付けられにくいのですね。
ということは、カプセル拘縮が起きにくいということなのです。
ですから、マッサージもスムースタイプほど必要がありません。
したがって、フォレストクリニックでは現在、テキスチャードタイプ(表面がざらざら)のインプラントを採用しています。
(1)内容物 →コヒーシブシリコン
(2)形状 →丸型(ラウンドタイプ)
(3)外皮の状態 →テキスチャードタイプ(表面がざらざら)
3つの条件を満たすインプラントは、いくつかのメーカーから提供されていますが、実際の品質は各社によって違いがあるのですね。
フォレストクリニックでは、マックギャン社のバイオセルバッグとメンター社のエリートジェルバッグを豊胸用インプラントとして採用しています。
マックギャン社、メンター社は、アメリカ国内において96%のシェアを誇る実績のある豊胸用インプラントメーカーです。どちらのインプラントを採用するかはカウンセリングにてサンプルを実際に触れていただいて患者様と一緒に考えるようにしています。
下の写真をご覧になってみてください。

外皮の状態を見るとバイオセルバッグが一番ざらざらしているのがお分かりいただけると思います。カプセル拘縮の発生を極力抑えるには、この表面がいかにざらざらしているかが重要になるわけですね。
しかも、バイオセルバッグは外皮の構造にも工夫がされています。

外皮が3重膜で形成されているので耐久性に優れているのですが、通常、外皮を厚くしてしまうと触り心地も硬くなってしまいます。
しかし、バイオセルバッグは触った感じも柔らかいのです。バイオセルバッグには色々なサイズがあり、患者様の希望と体格(骨格や筋肉量、皮膚の伸縮性など)を考慮して、最終的に使用するインプラントサイズを決定します。
一方、エリートジェルバッグですが、表面はバイオセルバッグほどざらざらではありませんが、外皮が4重膜で形成されており、2層のメチルレイヤーで耐久性を向上させ、メチルレイヤーに挟まれたフェニルレイヤーはシリコンが外側に漏れるのを防ぐバリアー層となっています。4重膜で形成された外皮を持つにもかかわらず、触り心地も犠牲になっていません。エリートジェルバッグは、漏れ出しなどで万一インプラントの入れ替えが必要になった場合も、メーカーから新しいインプラントが無償で提供されることが約束されています。
フォレストクリニックでは、全8種類のサイズのインプラントを管理しており、手術中に最適なサイズのインプラントを選択することが可能になっています。
豊胸術で用いるインプラントについてご理解いただけましたか?
では、そのインプラントをどこにいれるのでしょうか?
詳しくは、インプラントはどこに入れるか(大胸筋下法、乳腺下法)をご参照下さい |