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豊胸用インプラントについて

豊胸術では、インプラント(バッグ、プロテーゼとも呼ばれています)を用いて手術を行ないます。現在、様々なメーカーから色々なインプラントが提供されていますが、ほとんどのインプラントが以前のインプラントに比べると性能面でも優れており、安全な医療用具であると言えます。

インプラントは、内容物(シリコンジェル、コヒーシブシリコン、生理食塩水など)と、内容物を覆う外皮で出来ています。外皮はシリコン製です。
外皮に用いられているシリコンは、美容外科に限らず医療の世界では以前から使用されてきたもので、安全性については問題がないとお考え下さい。

世界中で採用されているインプラントには多くの種類がありますが、
(1)内容物
(2)形状
(3)外皮の状態
の3つでインプラントの特徴が決まります。
優れた豊胸用インプラントの条件として、耐久性に優れていること、変性しないこと、異物反応がないこと、将来的に何らかの疾病を引き起こす可能性がないことなどがあげられます。

スマートリポ(パルスヤグレーザー)によって気になる部分の脂肪をレーザーの力で分解することが可能です。スマートリポ(脂肪を分解するレーザー)は皮膚の浅い層にある脂肪をターゲットにする治療ですから、浅い層〜深い層まで全体的に脂肪が多くついている方の場合は脂肪吸引のほうが効果も高く、スマートリポ単独の治療では期待されているほどの効果を達成することはできませんが、どうしても脂肪吸引は受けたくない、脂肪吸引を以前に受けたことがあって十分な効果は実感できているけれど、もう少し細くなりたい、脂肪吸引を受けたい気持ちはあるけれど仕事や学校が休めない、脂肪が少なくて脂肪吸引を受けても効果がないと医師に診断されたという方にはとても良い治療であるといえます。
また、スマートリポを行うことによって浅い層の脂肪を減少させることで、皮膚の表層を副次的作用として引き締める効果もあるので、二重あごを気にされている方や、若返りの手術をするほどではないけれど、頬にたるみがあるという方にもスマートリポは有効です。


インプラントの中身が何かということですが、現在広く流通しているのはインプラントの中にシリコン(シリコンジェル、コヒーシブシリコン)や生理食塩水が入っているものです。他には、ハイドロジェルといってジェル状になった糖類が主成分のインプラントもありますが、現在では世界のほとんどの施設で使用されていません。

生理食塩水は人体の体液濃度と同じに調整してある食塩水のことで、万が一、外皮から漏れ出したとしても絶対に安全であるということで開発されたのです。
しかし、中身が水ですから触り心地は犠牲にせざるを得ません。
良く言えば、絶対に安全といえるインプラントですが、悪く言えば水風船を入れているような感じなのですね。しかも、生理食塩水のインプラントは漏れやすいことが弱点でもあります。ですから、現在ではあまり採用しているクリニックはないのですね。

シリコンには、シリコンジェルとコヒーシブシリコンがあります。
シリコンというと、『そんなものを体の中に入れておいて大丈夫なのか』というイメージがありませんか?
というのも、数十年前にアメリカではシリコンインプラントを用いた豊胸術が禁止になった経緯があり、シリコンは危ないというイメージが今も日本には残っているからだと思うのですね。禁止になった当時は、シリコンインプラントによる豊胸術を受けた方は手術を受けていない方に比べると癌やその他の疾患になりやすいと考えられていたのですが、その後の追跡調査(豊胸術を受けた方と受けていない方の病気のかかりやすさを調査し、それぞれのグループの病気のかかりやすさを比較したのです)では、シリコンインプラントと疾病の相関はないということが判明したのです。
つまり、シリコンは危険なものではないということがわかったのです。

現在では、シリコンジェル(ジェル状になったシリコン)とコヒーシブシリコン(コヒーシブとは英語で粘着性という意味です。グミ状になったシリコンであるとお考え下さい)が使用されていますが、コヒーシブシリコンは外皮が万一破損したとしても、中のシリコンがグミ状なので、外に流れ出ないのですね。
そういったことから、コヒーシブシリコンが入ったインプラントを採用しているクリニックが多いのです。フォレストクリニックでは現在、コヒーシブシリコンが内容物であるインプラントを採用しています。


 

 

インプラントの形には、丸型(ラウンドタイプ)と涙型(アナトミカルタイプ)があります。


涙型はバストの下側にボリュームが出るように作ってあるので、立っている状態の時により自然に見えるからということで開発されたインプラントです。
ただし、横になったときも下側にボリュームがあるので、立っている状態では丸型よりもキレイに見えるかもしれませんが、横になった状態では丸型のほうが自然と言えます。また、涙型の場合、インプラントがバストの中で回転した場合(まれではありますが)、
バストの形がいびつになってしまうという可能性も否定できません。

右の写真をご覧になってみてください。
丸型(ラウンドタイプ)のインプラントをぶら下げて持った状態です。
つまり、立っている状態と同じということです。

いかがでしょうか?
重力で内容物が下に移動しますから、立っている状態では涙型と同じような形になるのがお分かりいただけると思います。
同じように、体の左側を下にすると左側にバストが移動しますし、右を下にすると右にバストが移動します。
つまり、より自然なバストが可能ということなのですね。

したがって、フォレストクリニックでは現在、丸型(ラウンドタイプ)のインプラントを採用しています。患者様の中で涙型(アナトミカルタイプ)を希望される場合は、患者様のご希望を尊重しますので、お気軽におっしゃってください。



外皮の形状

外皮の状態には、スムースタイプ(表面がつるつる)とテキスチャードタイプ(表面がざらざら)があり、また、外皮にも工夫がされていて内容物が外に漏れ出さないように膜に加工が施されているものもあります。

インプラントが体内に入ると、人間の体は「異物が入ってきた」と感知し、インプラントを線維性の膜で覆ってしまおうとします。このときに出来る膜のことを『カプセル』といいます。カプセルが形成されることは正常な体の反応で、異常ではありませんからご安心下さい。

このとき、カプセルが必要以上に厚く形成されてしまうと、インプラント本来の性能が発揮できず、カプセルがインプラントを締め付けるような感じになってしまって、バストの形や感触が悪くなってしまうのですね。これを『カプセル拘縮』(こうしゅく)といいます。
カプセル拘縮

そこで、スムースタイプ(表面がつるつる)の場合は、インプラントがバストの中でよく動いてカプセル拘縮が起こらないように、マッサージを行います。
はじめは痛みもあって大変ですが、マッサージを行なうことで仕上がりが良くなるのであれば、頑張るしかありません。

テキスチャードタイプ(表面がざらざら)の場合は、カプセルは同じように形成されますが、表面がざらざらしているので、カプセルがまとわりついてもスムースタイプとは違って締め付けられにくいのですね。
ということは、カプセル拘縮が起きにくいということなのです。
ですから、マッサージもスムースタイプほど必要がありません。
したがって、フォレストクリニックでは現在、テキスチャードタイプ(表面がざらざら)のインプラントを採用しています。

(1)内容物   →コヒーシブシリコン
(2)形状    →丸型(ラウンドタイプ)
(3)外皮の状態 →テキスチャードタイプ(表面がざらざら)

3つの条件を満たすインプラントは、いくつかのメーカーから提供されていますが、実際の品質は各社によって違いがあるのですね。
フォレストクリニックでは、マックギャン社のバイオセルバッグとメンター社のエリートジェルバッグを豊胸用インプラントとして採用しています。

マックギャン社、メンター社は、アメリカ国内において96%のシェアを誇る実績のある豊胸用インプラントメーカーです。どちらのインプラントを採用するかはカウンセリングにてサンプルを実際に触れていただいて患者様と一緒に考えるようにしています。

下の写真をご覧になってみてください。




外皮の状態を見るとバイオセルバッグが一番ざらざらしているのがお分かりいただけると思います。カプセル拘縮の発生を極力抑えるには、この表面がいかにざらざらしているかが重要になるわけですね。
しかも、バイオセルバッグは外皮の構造にも工夫がされています。

外皮が3重膜で形成されているので耐久性に優れているのですが、通常、外皮を厚くしてしまうと触り心地も硬くなってしまいます。
しかし、バイオセルバッグは触った感じも柔らかいのです。バイオセルバッグには色々なサイズがあり、患者様の希望と体格(骨格や筋肉量、皮膚の伸縮性など)を考慮して、最終的に使用するインプラントサイズを決定します。

一方、エリートジェルバッグですが、表面はバイオセルバッグほどざらざらではありませんが、外皮が4重膜で形成されており、2層のメチルレイヤーで耐久性を向上させ、メチルレイヤーに挟まれたフェニルレイヤーはシリコンが外側に漏れるのを防ぐバリアー層となっています。4重膜で形成された外皮を持つにもかかわらず、触り心地も犠牲になっていません。エリートジェルバッグは、漏れ出しなどで万一インプラントの入れ替えが必要になった場合も、メーカーから新しいインプラントが無償で提供されることが約束されています。


フォレストクリニックでは、全8種類のサイズのインプラントを管理しており、手術中に最適なサイズのインプラントを選択することが可能になっています。

豊胸術で用いるインプラントについてご理解いただけましたか?
では、そのインプラントをどこにいれるのでしょうか?
詳しくは、インプラントはどこに入れるか(大胸筋下法、乳腺下法)をご参照下さい

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